児童向け啓発授業@保土ケ谷区 上星川小学校
自分もちがう そのことをひっくるめて友だちになるって大事
昨年に続き、これから中学へ進学してさまざまな出会いがある6年生の子どもたちに「人っていろいろ 違うっておもしろい」という考えを持っていたら、よりよい出会いが得られるのではないか、という先生たちからのプレゼントとしてのワークショップ。
子どもたちは、ワークショップを通じて「違い」について目を向けてくれました。
・自分も人と違う そのことをひっくるめて友だちになるってすごいことだし、大事にしたい
・みんな違った それを面白いと感じたい
・言葉がなくてもコミュニケーションはできる 不自由でも相手に伝えられる
「人と違うことで傷つくこともある。そのせいで自分に自信がなくなる様子も見られる」というのは、事前の打ち合わせのときの先生たちのお話。
私たちは「障がい啓発」という目的で、ワークショップを行っています。
しかしながら、そのワークショップの中で「障がい」という言葉は使いません。なぜなら「障がいがあるから優しくしてほしい」のではなくて、「【人ってそれぞれ違うもの。だからお互いが心地よく過ごせるように思い合おう】という環の中に自分たちの子どもがいてほしい」と考えているからです。
今日得た学びを自分ごととして心に置いてもらえたら、違うことは決して怖いことではないと子どもたちに思ってもらえるのではないでしょうか。
たくさんの違いを面白がりながら、今目の前にいる仲間やこれから先で出会う新しい仲間と一緒に過ごしていってほしいと思いました。